2021年 11月の過去ログ

2021-11-03

武相歩き・立川2

職質





昼食を終えてタカコサンとは別れて一人で八王子まで帰ることになった。
けれど、2人で出かけるときは最後までお付き合いをしていたのに・・・何か突き放されたような不安な気持ちなった。
70代の頃は独り歩きも平気で、歩きもしっかりしていて,あゆみも早かったように思う。
所が今は後ろをトボトボトついて行くのだ。
タカコサンも心配になるらしく時々後ろを振り返って確認する。
今私の歩みを遅くしているのは緑内障のために右目が明るさしか感知出来なくなったのだ。
片目が見えなくなると不都合なのは、上下左右の距離感がつかめなることだ。
特に、階段などは怖い・・・それも小さな段差で躓きやすい。
タカコサンも一人で家に帰すのが心配らしくデパートの玄関まで送ってくれた。

いくら年をとっても、まだ判断力のようなものはある。
多少、よろよろして人にぶつかりそうになったりしたが、それでもコンコースから駅の改札の近くまで行くことが出来た。
その時、2人の警察官が長髪でデイバックを背負った青年を人の少ない壁の方に寄せて行った。
どうやら職質をするらしい・・・京王線で忌まわしい事件が起こって不審者は取り締まるというのだろうか。
二人の警察官の拉致の仕方に瞠目した。
一人が前に回り逃げられないようにして、もう一人は側面から男の体を押していく。
男は抗うことなどできないように拉致された形になった。

私も若いころ職質にあった・・・ちょうど浪人しているときだった。
渋谷区の笹塚中学の隣に下宿していた。
その時、中野区の新山小学校の近くに友達が住んでいて、夜8時頃、そこに遊びに行った。
ついでに洗濯ものを彼の家の洗濯器で洗ってもらうつもりだった。
手にはその風呂敷包みとなぜか手製の尺八を持っていた。
警察官から見たらぜったい怪しい・・・何を聞かれたか覚えていないが、犯罪者扱いだった。
交番まで拉致はされなかったが持ち物の検査はされて汚れた下着などが出てきた。
結局、怪しいものはなかったので放免されたが貴重な経験だった。

立川で職質にあった青年はその後どうなったか分からないが公衆の面前では恥ずかしい。
何事もなく無罪放免ならば良いのだが・・・・







yodaさんの投稿 - 09:23:16 - - トラックバック()