2021年 11月の過去ログ

2021-11-04

季節だより風だより・小春日和

昼散歩







南天に上った陽を背に受けて、お決まりのコースを散歩した。
空は青く晴れわたり、薄墨を流したような雲が一筋、北から南へと流れていく。
自分の歩く姿は分からないが、背を丸め前のめりになっているに違いない。
お昼前の住宅地には人は誰も出ていない。
静まりかえってかすかに昼餉のための何かのソースの匂いが漂って来る。

晩秋の穏やかなこんな日のことを小春日和と言うのだろう。
大学の時の英語のテキストにインデアン・サマーとありこの言葉がアメリカ流の小春日和だそうだ。
大学で学んだたった一つの英語である。

ふと崖の上のピラカンサに眼をやるとヒヨドリが赤い実をついばんでいる。
私の姿に驚いたのか慌てたように飛び去って行った。
赤い実はガマズミ、南天もあり、鳥たちがどこからか運んできて何年もかけて実になったに違いない。
自分たちで作った農場のような餌場だ。
道すがらのお宅の柿の木はあらかた葉を落とし梢に三つ実を残している。
これから冬に向かう小鳥たちの非常食となる。

花は公園の山茶花が咲き始めている。
サクラは殆ど葉を落とし、プラタナスの黄ばんだ葉が陽を透かして黄金色に輝いている
楓は陽当たりのよい南側だけが朱く染まり始めている。
樹々全体が朱に染まった一本、夏椿の木だ。
公園の前の家の庭先に青くしまった実がなっている。
夏みかんか、それともゆずか、ミカンの実はすでに黄色に色づいている。
一つもいで口に入れたその酸っぱさを想像しただけで唾が出る。


秋の名残か酔芙蓉の花が寂しげに咲いていた。
合計3200歩の昼散歩

今日のお昼はソース焼きそばにきまり。










yodaさんの投稿 - 12:26:55 - - トラックバック()