2021年 9月の過去ログ
2021-09-24
かたくら通信・昭和回顧
朝散歩天気が落ち着いてきたのでまた朝散歩を再開した。
朝食をすませて8時半頃から30分ほど家のご近所を回ってくる。
以前、犬の散歩で歩いたショートコースなのだが歩数にすれば2500歩程である。
この時間帯になると町内は静まり返っていて、人っ子一人歩いていない。
従ってマスクの着用はほとんどしなくても済む。
夏の名残のような日差しが多少暑いけれど小汗をかくくらいでちょうどよい。
歩きながら家々の庭先の花々を眺めたり、時には落ち栗を拾ったりする。
気が付いたことだが、今年の生り物は小ぶりである。
特に落ち栗は小指の先ほどしかない・・・例年だと親指の先ほどは有るのに・・・・
柿の実なども何となく小ぶりで色付きはじめている。
わが家には生り物はナツメの木があるけれど、今年はなりも悪く実も小さい。
年によって生り年があるようだが今年は生りが悪い年に当たったのか・・・
時々、公園の近くで犬の散歩をしている人に会うが、いろいろな犬種がいるのに驚く。
まるでヌイグルミが歩いているような可愛らしい犬が多いが、私が飼っていた頃の野合による雑種など見当たらない。
その扱いは家族同様で、もしかすると自分の子よりも可愛がっているかもしれない。
乳母車にのせて日除けをつけて・・・あれは散歩とは言えないだろう。
もう一つ驚くのは、家々の車の多さである。
新築の家は殆どガレージが二台分取っている。
その代わり、庭などほとんどなく狭いスペースとなっている。
私が子どもの頃は自家用車など夢の又夢で、「アメリカでは一家に一台車がある」と聞いて驚いたものである。
大通りをトラックが走ったりすると追いかけて排気ガスのニオイを嗅いだものだ。
モノを運ぶ交通手段は荷馬車でのんびりと走っていたので遊びとして御者に分からないように荷台の後ろに乗ったりした。
牛車も走っていて。それは大抵、残飯集めの車かオワイ屋さんの車だった。
鈴を鳴らしながらやってきて残飯を集めそれは豚の餌になった。
交通手段は自転車で子ども用の自転車など買ってもらえないので大人用の自転車のサドルの下の三角の部分に足を入れて乗り方を覚えた。
三角乗りと言ったが、初めて乗れた時の喜びは今も忘れない。
小学校4年の時だった。