2021年 9月の過去ログ

2021-09-29

季節だより花だより・朝散歩

秋の色は薄紅の色







今朝はちょっと趣向を変えて住宅内の秋の花を訪ねて歩いた。
まずは家を出て50メートルほど行ったところで栗拾い。
これはほぼ朝散歩のときの慣例で日によって収穫は違うがこれから本番。
おそらく、金曜日に来るという台風の大風であらかた落ちてしまうと思うが、我が家のすぐ近くの崖の上の栗の木はねらい目である。
とはいっても今年の栗は小さく小指の先ぐらいの大きさである。
これまでに結構コレクションしたが茹でて食べるほどではない・・・どうしたものか。
今年は全国的に山の木の実も不作だそうで、熊の出没が多くなりそうだ。

先日紹介した「酔芙蓉」は住宅地にもっとあるのではないかと思っていたが、確認できたのは3軒だけだった。
朝の時間帯だと花はまだ白いはずだったが、久しぶりの好天気ですでに白から薄紅色へと変化していた。
街路樹の下に植え込みがあり、そこにコスモスが植えてある。
やはり秋と言えばコスモスだろうなぁ・・・秋の色は薄紅の色。
薄紅色と言えば、萩の花・・・庭に植えてあるよりも野に咲いている方が風情がある。
もう一つ、葛の花も・・・これは散歩コースの崖に這うように自生しているが楚々としていて秋ならではの野の花だ。

住宅地の西の端まで行くと、崖になっていて、その下は谷戸で別な住宅地がある。
私がこの地に越してきたころは畑地であったが、今は隙間なく家が建っている。
そこまで降りるには階段を下るのだが、二代目の犬の『ミミ』との散歩道だった。
と、階段の三軒ほど先の家の庭から道路に向かって萩の花がまるで滝のように咲きこぼれていた。
それも、白い萩の花である・・・家の庭先に植えてある、これだけ見事な白萩を見るのは初めてだ。
遠くからから見ると白い花が水しぶきにみえなくもない。

庭先に植えてある花々にもその家の個性があるようで、ひっそりと静まりかえった住宅地をどんな人が住んでいるかと想像しながら歩くのも楽しい。
ただ、世代交代をして新しい家が建ち並んでいる所にはほとんど庭のスペースがなく駐車場ばかり・・・

この住宅地もあと10年もすれば大きく様変わりするだろうなぁ・・・



yodaさんの投稿 - 11:14:14 - - トラックバック()