2022年 8月の過去ログ

2022-08-01

なごみ食堂・トマトスープ

さまよえる霧の恋歌(高橋治著)









朝食を終えて二階の自室に上がってきたが、窓からは熱風が吹き込み室温は間違いなく30度を超えている。
先週から始まった真夏日はすさまじい・・・朝のうちは涼風が入ってくるはずなのに、屋根の照り返しが間違いなく空気の温度をあげている。
あまり好きではないけれどこう暑くてはクーラーを付けざるを得ない。

日日の食欲もほとんどなく、粗食である。
透析の日は帰ってすぐに夕食なのだが、ほぼ白飯と納豆だけで済ませている。
お昼は麺類で饂飩、蕎麦、中華麺などを交代で食べている。
朝食はトーストと紅茶それに何か一品だが、このところトマトスープを作っている。
と言っても、なるべく手をかけないように簡単で、できれば美味しく・・・

実はコロナが始まったあたりからトマトやキュウリなどの野菜の青臭さが鼻に付きほとんど食べなくなってしまった。
そこで過去のレシピを思い出して件のスープに至った。
作り方は至ってシンプルで材料は生卵一個にトマト一個である。
まずは小鍋にお湯を沸かしてその中にトマトを入れる(湯剥きの要領である)
トマトの上の方に十字の切込みを入れてヘタは切って芯の部分はくりぬいておく。
できれば良く熟れたトマトが望ましい。
5分も茹でると自然に十字に切込みを入れたところから皮がはがれていく。
一方、生卵であるが割ってよく溶いて、ちょっとした味付けをする。(塩・胡椒で味付け、または醤油をひとたらし)
それをバターを溶かしたフライパンに入れてすぐに火を止める。
スクランブルエッグよりもレアにして器に入れる。
そしてその上に湯剥きをしたトマトを入れる。
トマトが煮汁を含んでいるのでそのまま崩しながら食べる。

このシンプルな料理を知ったのは高橋治の「さまよえる霧の恋歌」という小説である。
高橋は映画監督から小説家となった異色の人で、「風の盆恋歌」の作者でもある。
食通としても知られている・・・
しかし今は石川さゆりがうたう「風の盆恋歌」の方が有名になってしまったようだ。

食欲のない時にはピッタリのスープである・・・お試しあれ。






yodaさんの投稿 - 10:15:17 - - トラックバック()