2022年 7月の過去ログ

2022-07-31

忘れえぬ人・生命力

塊根植物(かんこん)








10年ほど前の父の日にプレゼントとして2年連続で奇妙な鉢植えが送られてきた。
贈ってくれたのは大阪に住むH君であった。
彼は私のブログには何度も登場しているが町田の鶴川の小学校で教えた人だ。
けれど3年前54歳の若さで旅立ってしまった。
今は奥さんがその遺志を継いで父の日プレゼントは恒例となっている。

それはさておき、その送られてきた鉢植えは根が鉢に露呈していて、枝が何本か出ていて緑の葉を付けている。
この植物が何という名前なのかはいまだにわからないが、大きなくくりでは塊根植物というのだそうだ。
私のような無精者にはピッタリの鉢植えで2月に一度ほどの水やりで、あとはほとんど手入れをしなくていいのだ。
玄関の下駄箱の上に置いていて、午後の陽光がガラス越しに入って来るのに当たるだけで一年中、緑の葉を付けている。

ところが、この春、二つのうちの一つが一枚の葉を残しただけですべて落ちてしまった。
実はこの鉢を「モト君」(ちなみにもう一つはエイコさん)と名付けて呼んでいた。
彼が亡くなって、特にこの鉢を愛おしく思っていたのだが・・・何か呼ばれているような気がしてならなかった。
しかし5月ごろから新芽が出て茂り始めた。
もう一つの鉢エイコさんは送られてきた当初と全く変わらず緑の葉をつけ続けていた。
どうやら、この植物は水をやりすぎると根腐れをしてしまうことが分かってきた。
7月になってからそれでも、たまには外の空気と陽光に当てた方がよいと思い玄関先に出しておいた。
そして夕方取り込むことを忘れて出しっぱなしにして置いたらその夜、雨が大降りとなって鉢にたっぷりと水がかかってしまった。
次の日はよく晴れたのでそのまま出しておいたところ、夕方になって取り込もうとするとモト君もエイコさんもどちらもすべての葉を落としていた。
原因は根が水分の取り過ぎである事は分かった今度はもういけないだろうとガックリとなった。それこそ、良くないことの前兆・・・そのまま打ち捨ててしまおうかと思ったが、もしかしてと思い枯れた二鉢を下駄箱の上に戻しておいた。

すると、1週間たった今日・・・それぞれの鉢に小さな緑の芽が出ていることを発見。
その生命力に感動してしまった・・・実は塊根植物という名前を知ったのも今日だった。
調べてみると南アフリカやマダガスカルなど乾燥地帯に自生する植物との事。






yodaさんの投稿 - 15:40:51 - - トラックバック()