2022年 7月の過去ログ

2022-07-05

甲州食い物ばなし・おざら

冷や麦







台風の上陸のニュースに身構えていたが、朝から梅雨時とは思えないようなさわやかな天気だった。
午前中はみなみ野と橋本に買い物に行ってきた。
みなみ野は定期でとっている雑誌と出版社が出している月刊のPR雑誌をもらいに行った。
橋本は夏用の下着と靴下を買ってきた・・・ちょうど手ごろなユニクロがある。
用事は11時半ごろ済んで・・・いつもならどこか手ごろな店によって昼食をとるのだが、今一つ食欲がわかないので、家に帰って食べることにした。

これから暑くなる時期に食べるのは「おざら」でわが故郷の切石での呼び方で、いわゆる「冷や麦」のことである。
子どものころは祖母の手打ちであったが、今は乾麺をゆでたものを食べる。
普通、冷や麦は素麺と同じように醤油仕立ての汁で食べるのだが、わが家の場合はみそ仕立ての汁で食べる。
甲州を代表する「ほうとう」もみそ仕立ての汁で煮込んで食べるのだが、実は甲州みそと言って普通の味噌よりも塩がきついものを使う。
我が切石では「ほうとう」のことは「のしいれ」と言っていた。
シンプルの命名で小麦粉を伸ばして切って汁に入れるからだろう・・・
冷や麦をなぜオザラというのかそれは謎である・・・甲府に引っ越してきて、「のしいれ」も「オザラ」も全く通用しなかった。
おそらく、甲州の河内地方だけの方言だったのだろう。

ところで、オザラの食べ方であるが、ちょっと濃いめの味噌汁を作る。
みそ汁の具は玉ねぎかナスである。
薬味としてネギ、大葉、ミョウガなどを好みで入れるが、ここで絶対に欠かしてならないのが「摺りごま」である。
ゴマの風味が味噌を引き立て、冷えた冷や麦によく絡み合う。
そして、これもお好みだが・・・「練りからし」ツンと来るぐらいの量だけ溶く。
暑さを忘れさせ、涼を呼ぶような美味しさである。

今日のお昼は100グラムをゆでてペロリと食べた。




yodaさんの投稿 - 16:39:29 - - トラックバック()