"蝦蟇の油"

04 / 02

蝦蟇の油

校長先生の蝦蟇の油売り。
門扉の施錠。



 毎日新聞の4月1日の朝刊の社会面に『校長模造刀振り回し児童の前でがまの油売り』という記事がのっていました。町田市の小学校の校長が児童朝会で居合い用の模造刀で実演をしてみせたのだといいます。刃物をめぐる事件が多発している中模造刀とはいえ刃物を使うのはこのましくない。」という批判が教職員、保護者からあがっているのだそうです。昨年の11月の話がここにきて問題となっているようですが、ある種の内部告発みたいなものでしょう。
 実は私、3月初めに『蝦蟇の油売り』の口上を2年生の子どもたちにしてあげました。刀は振り回しませんでしたが・・もし、模造刀でもあったら調子に乗ってやったかもしれません。
 刃物めぐる事件と蝦蟇の油の刀とはまったく別次元のことだと思うのですが、何でもかんでも危険と思われることを排除してしまう風潮がみてとれます。ずっとずっと昔に学校から『肥後の守』という小刀を追放しボンナイフというちんけな刃物を使わせたことがありました。それ以来日本の子どもたちの手先が不器用となったいう説もあります。取り除くことではなく正しい使い方を教えるのが教育なのではないでしょうか。

 東京新聞には文科省が学校の安全対策のために門扉に施錠するようにと指導するという記事がありました。
一時期『開かれた学校』を言っていたのに時代は『閉ざされた学校』へとむかっているようです。もちろん子どもたちの安全確保は第一とおもいますが。学校は門扉で守られているわけではありません。お金をかけないで何でも済まそうとしているのが見え見えです。施錠された学校は心ある人をも締め出してしまいます。今こそ多くの人の知恵と力が必要なときなのに。

yodaさんの投稿 - 12:07:51 - カテゴリー: 依田先生の徒然日記
コメント
コメントはありません
コメントを追加
このアイテムは閲覧専用です。コメントの投稿、投票はできません。
トラックバック