"ごんぎつね"

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ごんぎつね

国語塾開塾。
炎のレポート。
ごんぎつねはしあわせだったのだろうか。



いよいよ国語塾の開塾の運びとなりました。参加者は教師経験一年が二人、二年が一人、そして六年が一人の四人をもってのスタートでした。まずは学校の様子を聞いたり、新年度を迎えるにあたっての心すべきことなどについて話し合ったりしました。特に学級としてのルールをきちんと決めておくことが強調されました。その際に今売れているというルールブックは参考になることも話しました。経験1・2年の三人はほぼ同じようなレベルです。実は一年目は新人研修などがあり周囲も気をかけてくれますが、二年目以降は一人前とみなされてしまいます。けれど本人にとっては不安な材料ばかりです。そこで、国語塾はその不安を自信へと変えることを目的のひとつとしているのです。

経験6年のFさんが昨年度実践した「ごんぎつね」の授業のレポートをもってきてくれました。「ごんぎつね」はどの教科書にも載っている有名な教材で、昭和40年以降に小学校教育を受けた人たちは4年生で必ず学んでいるはずです。作者は新美南吉で、いたずら小ぎつねの物語です。
Fさんは教材研究(自分がこの物語をどのように読んだか、そして何を子どもたちに学ばせるかを考える。)のすべてと、子どもたちとの全授業の記録を持ってきました。ビデオをすえつけておきそれを再生しながら活字におこしたものだそうです。教師の気迫と子どもたちの息遣いまでが伝わってくるような炎のレポートです。
脱帽。これだけで塾生諸君は今日来たかいがあったはずです。
授業を学ぶ方法のひとつを見せられて目が開かれたはずです。

Fさんは自分授業のまとめのところで、ごんぎつねが兵十に鉄砲で撃たれて死んでしまうという有名な場面で、子どもたちに「ごんは幸せだったのだろうか」という議論をさせたのだそうです。ところが意見はたくさん出てくるのだけれど平行線で結局かみあわなかったといいました。そして、このようにかみ合わない議論をどのようにまとめたらよいのかと疑問を投げかけてきました。すると、タカコサン「そのばめんはごんの気持ちではなく、兵十の気持ちを考える場面でしょ」とずばりひとこと。
国語の文学教材の授業は答えはひとつではありませんいろいろな感じ方があっていいのです。正解を求めすぎる今の教育で考え方を大切にする授業こそ子どもたちの心を育てていくのではないでしょうか・・

久しぶりに楽しい時間を持つことが出来ました。スタート上々です。この方法で次がつながりそうです。

yodaさんの投稿 - 08:45:32 - カテゴリー: 依田先生の徒然日記
コメント

なつみさんの投稿:

どうもありがとうございました!とっても楽しかったです。教師修行は果てしなく・・・。これからもがんばりますので、よろしくおねがいします!
私のhpの学級だよりのところにごんぎつねの授業記録をupしています。つたない実践ですが、興味のある方は見てみてください。(diaryの中にclass letterがあります)
2005-04-03 20:08:42

なつみさんの投稿:

hpはこちら。
http://www003.upp.so-net.ne...
2005-04-03 20:10:04
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