"北海道ふたり旅"

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北海道ふたり旅

富良野ラベンダー畑









今回の旅行のきっかけは富良野・美瑛のラベンダー畑を見たいと言うタカコサンの強い願いであった。
そのためには季節は7月の初旬から中旬しかない。
後半に入ると夏休みになってドッと観光客が押し寄せることは必定。
ホテルなどの関係もあって7月3日から7日の旅程が組まれた。
飛行機もホテルもインターネットで予約した。
札幌ではエクセル東急で3泊、富良野はリゾート型のフラノ寶亭留。
ホテルを寶亭留と当て字としているようでチョッとナァーと思ったが、タカコサンが選んでいるのでまずは間違いないと信じる。
それに、一泊で札幌のホテルの三泊分より高い値段。
フラノのほうは食事込みではあるが、身分不相応な気もした。

ホテルに着いたのが3時過ぎでチェックインは直ぐに出来た。
驚かされたのはロビーにあるテーブルである。
幅が1.5メートル長さが20メートルほどもある一枚板で出来ている。
調度も机にあわせてデザインされていてモダンな感じがして調和が取れている。

案内された部屋はシンプルではあるが、ゆったりとしていて居心地の良い空間が演出されていた。
窓は大きく南に向きに取られていて11万5千平米にもおよぶ敷地が見渡せる。
部屋からテラスに出ることが出来て、すわり心地の良い椅子が置いてある。

椅子に腰掛けて目の前に広がる風景を眺める。
7月の午後の空はコバルトに淡くミルクを流したような色。
眼の下にはラベンダーの畑が広がっている。
花を長く楽しめるように、時期をずらして植えているらしく咲き初めから満開までの花々が紫のグラデーションになって見える。
吹く風はかすかに独特の香りを運んでくる。
ラベンダー畑の向こうは木立になっていて、樅、栂、翌檜などの常緑の針葉樹、楢、白樺などの落葉樹が配されて、敷地の向こうの道との結界を作っている。
遠く十勝の山並みが見渡せてゆっくりと雲が流れていく。
富良野の丘は深い緑の湖のように見える。
時折、サワサワと木々の葉ズレの音が聞こえてくる。
肌をなぶる風も心地よい。

豊穣な時間が流れていく。




yodaさんの投稿 - 18:44:20 - カテゴリー: 依田先生の徒然日記
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