"読書の力"

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読書の力

総合的学習のゆくすえ。
基礎学力の低下


今日から、毎日新聞で『ゆとり・学力・意欲』という特集が始まりました。第一回は総合的学習の見直しです。
 総合的な学習が言われ始めたころは依田先生はまだ現役でした。指導主事などが来たり、研修会に出たりしてその内容がおぼろげにわかった時、『そんなこと20年も前から実践している。いう想いと、これは実施されたら5年もしないうちにつぶされると思いました。その理由は文部省が掲げていた大まかな内容が教師にとっては未知の分野だったからです。役に立たない英語教育を何年もうけてきた人たちが語学や国際理解をどのようにしろと言うのでしょう。ボランティアなんてことと無縁だった人たちがその分野に踏み込もうとしてもじゃまになるだけです。もちろん、教育課程に載せられた時にはそれなりの工夫ですすみはじめましたが・・ともかくもてあます時間となるだろうと思いました。加えてその時間を確保するためにいろいろな教科の時間が削られました。音楽,図工など情操面の教育がないがしろにされました。でも、手探りでもその成果や価値がわかり始めてきたのに、浮上したのが基礎学力の低下でした。

きっかけの一つは−昨年末に公表された二つの学力調査です。OECDの調査では読解力の低下が言われ、IEAの調査では理科と数学の成績が下がったと出ました。そこで,文科省は総合的な学習を犯人にしたてたようです。とくに中山文科大臣の鶴の一声で見直しがはじまるようです。
 外国の子どもと比べて順位が下がったからと言ってそんなに大騒ぎすることかとおもってしまいます。むしろ世界全体の教育のレベルがあがってきたと喜ばしいことではありませんか。
大変なのは現場です。と言うよりも子どもたちです。朝、始業前にあった自由な時間に朝学習を取り入れることと校長命令。当然依田先生が入っていた読み聞かせの時間などすっ飛んでしまいます。多分、結果がすぐ見える計算練習とか、漢字ドリルでもやるのでしょう。そんなに子どもたちを追い立ててどうするのでしょう。
 書いていて腹が立ってきたのでやめます。また仕切りなおしましょう。


yodaさんの投稿 - 09:57:17 - カテゴリー: 依田先生の徒然日記
コメント

齊藤さゆりさんの投稿:

 依田先生ご無沙汰しております。
新しいサイト拝見しました。
 私の子供は今年中学生、高校生になります。我が家には小学生がいなくなってしまいました。
「ゆとり教育」はなんだったんでしょうか。親の立場としてはむしろ子供たちは余裕がなくなったように感じました。授業数を確保するためなのでしょうが、行事がなくなったり、水曜日も5時間になったり・・・。
 
 昔話の紙芝居はその後絵巻物仕立てなど、6年生の3学期までどうにか続きました。これからも続けていきます。
2005-04-05 10:55:19
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