"旅だより・調布"

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旅だより・調布

調布銀座







かっては賑わいを見せていたのだろうか・・・古い商店街であることはたしかだ。
食べ物屋が中心だが、八百屋、文房具屋、呉服屋、和菓子屋もある。
調布駅は今は新宿寄りに、ずれてしまったが旧の駅の頃はこの辺りが中心だったに違いない。
通り抜けるのに5分とかからない。
通りの広さも長さも微妙である。
もう少し狭く、長ければ商店街として活気が出たかもしれない。
戸越銀座、砂町銀座などの賑わいからすると中途半端なのだ。
不思議なのは通りがまっすぐではないことだ。
クランクのようになっている。
朝の連続ドラマでは『すずらん通り』という商店街が出てくるが今から50年ぐらい前の調布が舞台である。
『すずらん通り』は物語の中の町であって実在はしない。
おそらくこのあたりがモデルなのかもしれない。

治療が終わってから高幡不動まではタカコサンと一緒だった。
タカコサンは午後からお茶の稽古があるので先に帰った。
我は高幡不動で下車。
本探しのためである。
駅の近くに京王電鉄がやっているK書店というチェーン店と中規模のS書店がある。
Kは売り場面積は広いがお目当ての本はほとんど見つからない。
Sのほうは品揃えが良く特に歴史関係のものと芸術関係が強い。
けれどいずれも『北野駅前三晃堂』には及ばない。

お目当ての本はKにはなくSにあった。
「高く手を振る日」(黒井千次・新潮社)70歳を過ぎたと思われる主人公の恋の物語。
テンさんが生きていれば絶対にお薦めの本で取りおいてくれたはずだ。
小説の中に携帯電話とメールのやり取りが出てくる。
この世代の人たちの戸惑いが見事に描かれている。
読みながら,携帯を使いこなせる世代とそうでない世代の境界があると思った。
勿論、我はそうでないほう。
帰りに昼飯を・・・北野駅前に新しくできたハンバーガーショップによってフレッシュバーガーなるものを食した。
実はバーガーなるものを食べたのはこれが生まれて初めて。
『まずくはないがうまくもない』
これは昼飯にはならない・・・が感想。

ここにも境界があってそうでないほうだろうな。
yodaさんの投稿 - 16:48:04 - カテゴリー: 依田先生の徒然日記
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