"桑都だより・130万人"

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桑都だより・130万人

これから先







130万人目の人が訪れたのは午後7時11分であった。
1299999人から130万人になるまでに約5分ほどかかった。
その間、結構緊張した・・・そして、130万人になった瞬間は感動した。
出来ればこの人に会ってみたい、記念品でも贈りたい気分だった。
昨夜のフェイスブックにはその瞬間を写真にとって載せておいた。
教え子と高校時代の友人からはお祝いのコメントももらった。
単なる通過点ではあるけれど、インターネットを通じて発信を続けていることが自分にとって生きる力になっていることは確かなようだ。
ともかく読んでくれる人が居るということはありがたいことなのだ。

昨日の作品展の訪問者は一人だったけれどその折にオーナーのTさんから、
「ヨダセンセイはこれから何を目指していくのですか」
と、問われてしまった。
急にそんなことを言われても返答に困ってしまった。
Tさんは82歳にして自宅の空間をギャラリーにして地域の人たちに作品展示の場を提供している。
私の作品展で、49回目だそうだ。
訪問者が多かろうと少なかろうと人と人をつなぐ場にしたいと思っているのだそうだ。
昨日は訪問者がたった一人であっても、日常を離れた会話の花が咲く。
Tさんはかって書店を経営していた頃に、出版もしていて、「かたくら書店新書」として52点出版した。
そのほとんどが八王子に関する書籍で、労作がいくつもある。
3年の年月をかけて作り上げた「八王子事典」はこの町の全てを網羅している。
その後の項目を追加して改訂版も作り上げた。
Tさんはこれらの本を出版するために、自分の費用でまかなっているのだ。
普通、この手の本を出す時には著者から出版費用をもらう自費出版であるがそれをしていないのだ。
本が全て売れるわけではないのでおそらく相当な負の財産を抱えているに違いない。
奥さんに先立たれ、今は一人での生活であるが、めげることなく、パワフルで他人のために、地域のために活動し続けている。
そんな人に言われた「何を目指すか」は重い問いかけだ。
けれど、気張った所で何が出来るわけでもないので・・・これまでどおり発信を続け、余力があったら、物を書いて恥をかき、陶芸も細々と続けていって、機会があれば作品展のようなことをするのだろうなぁ・・・

自分が今出来ることをする・・・そんなことを目指したい。


yodaさんの投稿 - 16:25:43 - カテゴリー: 依田先生の徒然日記
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