"ゴリセンの料理教室・筍"

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ゴリセンの料理教室・筍

真竹







昨日、一昨日と一泊二日で山の家に行ってきた。
5月から6月にかけて作品展のために何日か滞在したけれど後始末をキチンとしてあるかどうか気がかりだったので出かけていったのだ。
ほぼ3週間ほど間があいたが、工房や家の中などにはほとんど問題がなかったけれど、やはり庭に夏草が伸び始めていた。
周りの木々は夏の花が咲き始めていて、山法師が満開で遠くから見ると白い花が綿帽子のように見える。
もしかするとこの光景を見ると山法師ではなく山帽子かもしれない。
この樹は山の家を建てたときに、植木屋が持ってきて植えたものであるが、24年も経つとすっかりまわりの木々に溶け込んでいる。
母がこの樹が好きで、晩年、夏が近づくと「山法師の花が咲いたかねぇ」と、気にしたものだ。
なくなった年の2005年には入院先まで花を手折って持っていってあげたなぁ・・・
もう一本、同じように下から持っていった樹に沙羅がある。
別名を夏椿、この時期に白い花を咲かせるが花芯のところが紅色で白と紅の取り合わせは見るたびにどきりとさせられる。
今の時期は咲き始めでこれから7月半ばまで咲き誇る・・・しかし何故か咲いて一日で落ちてしまうのが儚い。

夏草の茂り始めと同時に、裏の竹やぶが攻めてきていて、2センチほどの太さの若竹が延び放題となっている。
まだこの時期だと鎌で刈ることが出来るのであらかた切り倒した。
となると・・・裏の竹やぶに筍があるやも知れず・・・長靴に履き替えて藪の中に入っていった。
時期としては真竹の筍は時期を過ぎているのだが・・・案の定、誰かが掘った後は沢山あるけれどほとんど見つからなかった。
それでも頑張って探索した結果6本ほど掘ることが出来た。
大きさは膝くらいの高さだが真竹の場合は十分に柔らかいのだ。
さっそく、大なべに米糠を入れて皮ごと茹でること40分・・・冷ましてから皮を剥いて甘皮の部分と穂先をお刺身としてワサビで食べる。
掘りたて茹でたてにはほとんどエグミがなく竹の香りとほのかな若竹独特の甘味が口の中に広がる。
今年もこの味を堪能することが出来て幸せな気分になった。
残りは若竹煮、吸い物そして薄味で煮付けてから筍ご飯にする。
それでもまだ余りそうなので、出汁と醤油と酒の味付けで炒めることにした。
筍と油との相性は抜群で常備菜にもなるし、中華形にも合う。
チャーハンにしても味の引き立て役になってくれるぜ。

yodaさんの投稿 - 18:08:55 - カテゴリー: 依田先生の徒然日記
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