"季節だより風だより・萌黄"

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季節だより風だより・萌黄

仕分け






桜の花が散りいよいよ陽春と思いきや、この所気温の変動が激しすぎる。
一昨日は朝には遅霜が降りるかもしれないという予報があり、昨日は穏やかな春らしい一日で今日はまた寒い。
それでも周りの緑は日一日と変化していき、今は木々はパステルで描いた萌黄色のように染まっている。
書斎の窓から見える雑木林は曇り空をバックに薄緑のグラデーションがかかっている。
夜が明けて、空が明るくなり始めると今の時期はウグイスが盛んに鳴き交わしている。
4月の初めの頃は稚拙なせせり泣きだったものが今ははっきりとホーホケキョとなき交わしている。
あと2週間ほどすると、ホトトギスがやってきて昼夜の別なく鳴き交わす。
我が家から3分程歩いたところに大島桜の大樹があり昨日あたりからさき始めた。
裏山の雑木の中に紛れてひっそりと咲いていた山桜は気まぐれな南風に花びらを載せて我が家の庭に舞い散っている。
この地に住んで40年になるが、やはり移りゆく季節を感じ取ることが出来るのは多少の便利さよりも得難いことかもしれない。
今日はタカコサンのお茶の稽古日でお弟子さんが6人ほど来ている。
いよいよ、この月で炉から風炉にかわるが、今日のような寒さだと炭のにおいやそのほっこりとした暖かさは茶室ならではの体感なのだ。

家移りの騒動もすっかり落ち着いて、この地でできるだけ頑張ろうと決心した。
けれど、その割には今までとあまり生活態度は変わらず、電気のつけっぱなしや、ストーブの消し忘れなど朝から叱られてばかりいる。
マァできるとこまでやってみて、ギブアップとなったらその時考えるということにした。
民主党政権の頃はやった「仕分け」を我が家に当てはめるとやはり電気の使用量で、特に私の電気窯の容量が200ボルトで基本料金が高すぎるので元の100ボルトに戻すようにという提案があった。
確かに年数回しか窯に火を入れないのに無駄なことの最たるもので、この先作った作品を発表する場所も無くなってしまうのにどうするのかという思いもある。
けれど、今まで続けてきたことをやめてしまうのは老いを早める結果となるのは必定。
そこで、作品の展示を我が家のリビングにしたらどうだろうか…と提案したら「いいかもしれない」という返事をしてくれた。
また、八ヶ岳の山の家も使っていない時に格安で貸別荘のようにして知り合いに開放すれば維持費のようなものが出るかもしれないとも話し合った。
いよいよこの春からは気持ちを新たにして生活の立て直しをしなければならないようだ。
手始めはストーブと部屋の電気はこまめに消すこと。

今まで入会していてほとんど活動しなかった児童文学関係の会も退会することにした。
yodaさんの投稿 - 17:00:24 - カテゴリー: 依田先生の徒然日記
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