"我侭音楽会・記念コンサート"

10 / 09

我侭音楽会・記念コンサート

アルメニア





久しぶりにナマのコンサートを聞きに行ってきた。
会場は八王子市内の北の方にある「いちょうホール」の小ホールだった。
主催は八王子音楽院という音楽全般を教える学校の20周年記念コンサートだった。
この学院と特に関係があるわけではないが、今から8年ほど前に府中に住んでいた友人のY君のお嬢さんSさんとその夫君がこの学校でピアノとヴァイオリンを教えていたのだ。
そして今回のコンサートに夫君が出演するので聴きに行った次第である。
夫君はイスラレリヤン・カレンさんと言い、アルメニアの人である・・・2008年に来日して以来、日本で演奏活動を続けているのだ。

ところで、カレンに会うまで、アルメニアという国がどこにあるか、いやそのような国があったことも知らなかった。
旧のソ連連邦から独立した国で東ヨーロッパに在り黒海とカスピ海の間にある内陸国家。紀元301年に世界で初めてキリスト教を国教としたことで有名だそうだ。
日本とはもちろん国交はあるけれど、日本に住むアルメニヤ人は少数だそうである。
カレンがSさんと知り合い結婚までに至った経緯については詳しくは知らないが、Sさんがクロアチアの音楽院に留学していて、彼もそこで学んでいて恋におちたということか・・・
来日してからは何かお役に立てることはないかと考えて、コンサートを企画したこともあった。
また、出来るだけ都合がつけば彼のコンサートに行くことにした。
その後、西本智美さんが指揮するイルミナート・フィルハーモニー・オーケストラの専属のメンバーとなっているが、彼の演奏を聴く機会はなくなって、今回は久しぶりだった。

コンサートは2時開演で、始まりは学院の主催者のピアノ演奏が約40分ほどあった。
ピアノ演奏について特に聴く耳を持っているわけではないが、生演奏の迫力のようなモノはあったけれど心を絡め取られるような感動はなかった。
そこで15分の休憩が入り後半は学院の講師によるトランペットの独奏が二人続いたが、ジャズのような演奏ならともかくピアノ伴奏でトランペット1本は迫力はなかった。
そして、二人の奏者が「虹のかなたに」を合奏したがマァマァだった。
そしてお待ちかねのカレンのヴァイオリン演奏である。
まずはアルメニアの作曲家のE・バグダサリヤンのノクターン。
カレンが来日してから何度も演奏を聴いているがアルメニアの音楽を弾くとそこには独特の世界が広がって聞き入ってしまう。
今回も素晴らしい演奏であった・・・9年余かかってヴァイオリンが日本の空気になじみアルメニアと日本が融合したのではないだろうか。
素人の耳でとやかく言う資格もないが、間違いなく来日当初よりも良い音を奏でるようになったと思う。
二曲目はCサン・サーンスの曲だったけれどこれも素晴らしかった。
彼の演奏を聞けただけで大満足のコンサートであった。
また、たまたま来日していた彼の両親とも会うことが出来た。



yodaさんの投稿 - 17:52:46 - カテゴリー: 依田先生の徒然日記
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