"好奇高齢者の生活と意見・神社"

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好奇高齢者の生活と意見・神社

神職







昨年から今年にかけて目を覆いたくなるような凄惨事件が続いている。
特にこの年の瀬に来て骨肉の争いから発展した姉弟の殺戮事件には驚かされる。
それが神に仕える神職であるというのだからあきれ果てる。
神代の時代から姉と弟の争いは古事記にも記されているようにアマテラスオオミ神とスサノオノ命の高天原を巡る争いは有名である。
また、日本全国に8万あるという神社の多くは荒ぶる神や祟り神を鎮めるために建立されたという。
その代表的なモノは菅原道真を祭る天神様はまさに祟り神である。
また皇室の祖ともいうべきアマテラスオオミ神を祀る伊勢神宮も祟り神と言われ、大和朝廷があった頃。皇室の中に祀られていたのだけれど、祟りがあってそれを恐れて伊勢の地に遷宮したのだそうである。
実は代々の天皇家は長い間伊勢神宮に参拝することなく、天皇が今のように伊勢神宮に参るようになったのは明治以降だそうである。

それはさておき今回の騒動は神に仕え人々の願いを仲介すべき職にある人の権力争いに尽きるようで、あげくに自らを祟り神になるなどと言っているようである。
自分の息子を「愚司」にしなければ恨むというような遺書めいた事を残したようであるが、そんな争いに巻き込まれた神職にあるという息子も哀れである。
富岡八幡宮クラスの神社だと正月3が日だけで1億もの賽銭が集まるのだそうだが、加害者、被害者ともに豪奢な暮らしをしていたように報道されている。
とどのつまりは金、金、金の聖職者にはあるまじき争いの結果だと言えよう。

昨日、高幡不動で会った戸隠のMさんの夫君は彼の地で富岡八幡などよりもずっと古い歴史を持っている神社の宮司である。
謡曲や能、歌舞伎などの題材となっている「紅葉狩」の鬼女伝説の舞台で鬼を退治するために矢を射った所として矢本八幡の名がついている。
けれどその部落の神社なので神社の収入で生活が成り立つはずもなく、別の職として神社仏閣の設計の仕事をしている。
八ヶ岳南麓の建部神社の宮司も友達だが、彼の神社も神社による収入などは知れたもので副業で奥さんと「うどん屋」を営んでいる。
しかし志高く地域の振興のために神社をコミュニティ^の場として開放するようにと、社務所に私設の図書館を作ろうとしていて、私も自分の蔵書を寄贈することで一枚かんでいる。
今回の富岡のような宮司は異例中の異例で祟り神にも成れるはずもない。

いま全国に居る宮司さんの多くは(絶滅危惧職だそうだが)土地の神様を祀り、地域の振興発展のために頑張っていることを忘れてはならないと思う・・・・・



yodaさんの投稿 - 16:50:12 - カテゴリー: 依田先生の徒然日記
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