"季節だより風だより・晩秋風景"

12 / 02

季節だより風だより・晩秋風景

柿の実







朝からどんよりと曇った空で今にも時雨れてきそうな一日だった。
昨日のテレビ番組で知ったのだが、(チコちゃんに叱られる)天気予報の晴れや曇りの判定は気象庁の職員の目視によって決められるというのだ。
空に浮かんでいる雲の量によって決められるそうだが・・・今日は間違いなく曇りの一日だ。
午前中は自室にこもって溜まっていた、手紙書きに励んだ。(年賀状ではない。まだ年賀はがきは買っていない。)
タカコサンは知人のフラメンコダンスの発表会があるとかで、午後から出かけていった。
お昼を済ませてから、テレビを見ながら少しウトウトしてしまった。
このまま一日家にいるとなんだか身体の芯の部分が溶けてしまいそうな気分になったので、買い物を兼ねて散歩に出かけた。

12月になったというのに、今年の冬は遅いらしく、初冬と言うより晩秋に近い風情である。
我が家の裏の丘陵地帯の雑木が黄葉のグラデーションとなって趣が深い。
もしかすると、紅葉よりも秋の深まりを感じさせてくれているのかもしれない。
今を盛りの花は山茶花・・・例年よりも暖かいせいもあって、花びらが開ききっているものが多いような気がする。
目を惹くのはピラカンサの朱色の実である・・・びっしり身を寄せ合って、たわわと言う言葉がぴったりだ。
曇り空の下でもなかなか見事な光景である。

生協の果物売り場にはミカンが山と積まれ、いよいよ冬の到来を思わせる。
そして、リンゴだがいつの間にか「フジ」が売り場の半分以上をしめている。
毎年リンゴは新種が出てくるが、今年は「名月・ぐんま」という種が出ていた。
ゴールド系の種類だが連想したのは「名月赤城山」男心に男が惚れて・・・と口ずさんでしまった。
このリンゴは糖度も高く酸味もほどほどで中に蜜が入っている。
名前は今一つだが中々のモノである。
柿はすでに時期を過ぎたようで、ひところ山と積まれていた、渋抜きの平柿に変わって富有柿が袋詰めで売っていた。

帰り道、大通りに面した家の柿の木が大分、実を少なくしていた。
この家の柿は毎年小ぶりだが良い実をつけている・・・ことしは例年に比べて豊作だった。
誰も採る人がなく毎年ただ眺めるだけであったが、今年は家の前に大きなビニールのゴミ袋が置いてあって、もがれた柿の実が詰められているではないか・・・
柿好きにとっては見るも無惨な光景である。
よほど玄関のピンポンを押してその実を貰いたいと言おうと思ったがそこまでの勇気はなかった。

昭和15年16年生まれのあの戦中戦後の子ども達に分けてあげたいと思った。

yodaさんの投稿 - 17:54:11 - カテゴリー: 依田先生の徒然日記
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