"八ヶ岳南麓だより・冬備え"

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八ヶ岳南麓だより・冬備え

水抜き







一月半ぶりに山荘にやってきた。
今回の目的は冬に備えるための水道の水抜きである。
本当は土曜日に来て日曜日一日ゆっくり山荘で過ごして月曜日に帰る予定にしていたのだが、土曜日から寒くなると言う予報に臆した。
水抜きさえすればほぼ目的は達するので、今日の午後に来て、明日午前中に帰る。

60代の始めごろまでは毎年、冬にも来てお正月などは山荘で過ごしたこともあった。
この地が本当に寒くなるのは2月、3月で1月中は部屋さえ暖めれば結構快適に過ごすことが出来た。
標高1000メートルの八ヶ岳南麓の冬はなんと言っても、その風景が素晴らしい。
枯木立を通して見える周りの山々は春夏秋と違って雪を冠し峻烈。
八ヶ岳から吹き降ろす風の音も街にいては絶対に聞くことが出来ない厳しさがある。
空気はピリリと澄み渡り外に出ると身が引き締まる。
このあたりは雪もさほど積もることもなく日差しも低くなって部屋にまで届きガラス戸を通してくる光は優しい。
実は冬こそ自然と一体になれる時であるのだが,やはり職を辞した頃からは寒さに臆してしまっている。

今回の目的はもう一つあった。
庭先の木を伐採するかどうかを決める・・・欅と榎の大樹の枝が枯れて落ちてきて屋根を破損する。
伐採のためには重機を入れなければならないので、庭の入り口付近にある唐松も3本伐らなければならない。
計、5本の樹の伐採のためには50万近くの費用もかかると言う。
そんなに生活が余裕があるわけではないのでやりくりも考えなければならない。
本来、この地には家を建てる前からこれらの樹は生えていた。
そこに割り込むような形で家を建てたのだ。
せっかく何十年もかかって大きくなった樹を切り倒すなど人間の驕りではないか・・・
ちょうど樹を伐る話が出た頃に私の体調が悪くなり、入院手術となった。
これから先、何年山荘を使えるか分からないが何か警鐘のような気もした。
タカコサンと相談した結果、もう少し様子を見るということになりそうである。

yodaさんの投稿 - 17:14:10 - カテゴリー: 依田先生の徒然日記
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