"学びの窓・人材"

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学びの窓・人材

やりがい








優秀な警察官を採用するためには、受験の倍率が少なくても8倍ぐらいないと駄目だと聞いた事がある。
教員採用も8倍とは行かないまでも、同じような事が言えるのではないかと思う。
けれど、各地で倍率が低くなって、小学校では3倍以下の自治体が増えて、中学では2倍台の自治体もあるという。
その原因についてはいろいろ考えられるが、教師という仕事に魅力が無くなって、志望者が減少している事や、世の中の景気が安定しているので優秀でやる気のある人達は企業の方に向かっているのかもしれない。
また、教師の仕事はブラックというイメージが喧伝されすぎている事もあるようだ。
事実「過労死ライン」とされる月平均80時間以上の時間外労働が小学校で3割、中学で6割以上もあるという。
そして時間外で働いたからと言って時間外の手当てが払われるわけではない。
私が新卒で就職した頃は高度経済成長の波に乗り、時の総理大臣の田中角栄は教師の質の向上のため優遇措置をしてくれて、10年間の間に給料は倍近くになった。
それによって教員志望者が増えたかどうかは分からないが、やりがいのある仕事であるという実感はあったように思う。
また、昨日も書いたけれど管理職以外に職階がなく勤務年数に応じた給料だったのでガツガツと上を目指したり競争したりする人は居なかった。

私は最初から管理職の道は考えていなかったので、割合自由に物言いも出来たし、上目遣いでご機嫌をうかがうようなこともなく、多くの人達との出会いがあった。
特に先輩教師で上を目指さない人達の中に優れた実践家が居て多くの学びを受ける事が出来たように思う。
管理職になるための勉強をしなかった分、子どもの本の仕事や、学校図書館の仕事、教科書編集の仕事なども出来た。
それらの仕事に導いてくれたのは優れた先輩教師だった。
その仕事は全て学校を終えてからすることで、勤務時間が終わると都心にある事務局に行ったり、教科書会社の編集会議に出て、仕事を割り振られてきたものだ。
ある意味では時間外労働の最たるもので週に3回以上、都心に出掛けていた。
そして鉄則として本務である学校の仕事は絶対におろそかにしない。
校務などでも40代には教務主任を仰せつかってそれを全うしながらの課外の仕事であった。
今思うと、それらの仕事全て苦ではなく楽しかった。それに学校以外の人達との付き合いが広がってそれが子ども達に還元できたように思う。

教師という仕事は間違いなくやりがいのある職業である事は断言できる・・・・優秀な人材来たれ!!!!!
yodaさんの投稿 - 16:37:35 - カテゴリー: 依田先生の徒然日記
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