"遠近両用読書・読み聞かせ"

12 / 22

遠近両用読書・読み聞かせ

糞尿譚







最年少のガールフレンドのモモちゃんがやって来た。
今年の4月に幼稚園に入園して来年の3月に4歳となる。
モモちゃんは私が退職するときの学校、日野市のM小で図工専科をしていた時の教え子のTさんの子どもである。
Tさんは今年32歳となりキャリアウーマンで北海道を本拠にして全国展開をしている某家具店の東京本社に勤めている。
彼女とのご縁は3年生から6年生まで3年間週に2時間だけ図工を教えるだけだった。
だから、卒業してからの付き合いはほとんどないのが普通だが大学生の時に何かのレポートを書くときに相談に乗ったのだった。
それからまた、縁は切れたのだが、昨年タブレットでラインを始めた所友達となった
以来今に至るまでほぼ毎日ラインのやり取りがあり家族ぐるみの付き合いとなった。

モモちゃんは私のことは「お爺ちゃん先生」と呼んでいるがもっぱら絵本の紹介と読み聞かせでつながっているのだ。
私にとっても幼児の絵本のための窓口のような役割で本を読んであげていろいろな事を実践することが出来るのだ。
今回は半年ぶりの再会で、幼稚園の運動会や発表会の様子をテレビで見せてもらった。
お返しに今までためておいたこれぞという絵本を読み聞かせてやった。
読んだ本は10冊ほどだったが、この期の子どもの好む本がスカトロジー的な本であることに驚かされた。
小学生もトイレ・ウンチ・おしっこなどの本を読むと大抵大うけするが、幼児も同じだ。
昨年から今年にかけて「うんこ漢字」なるドリルが大ヒットして、元教師としてはそこまでして漢字を覚えるのかと眉をひそめていた。
ところが幼児も好む・・・という事でその認識を新たにした。
今回読んだ本のベスト3は、「ぼくのトイレ・鈴木のりたけ・絵・文・PHP研究所」
「おならひめ・有田奈央・新日本出版」「うんちさま・加藤篤・どいまき・金の星社」

糞便や尿は日常的に目にするもので人間形成においては幼児期で、最も大切な社会性を身に付ける教育課程である。
それらは肉体から排出されたものではあるが、完全に無縁となったモノではなく肉体の面影をとどめているので生まれたばかりの子どもと共通したモノでもある。
人間が営む欠かせない生理現象の結果であって無視する事は出来ない。
けれど、糞尿は人前からかくすべきものでそれに言及することは不作法である許しがたい事とされているのでその反動として見たり聞いたり話したりすると、何か解放されたような気持ちになるのかもしれない。

いずれにしても大人になるに従い、やがて羞恥の感情と共に消えていくので興味を持ち面白がるのは成長過程では大切なことかもしれない。
yodaさんの投稿 - 18:01:24 - カテゴリー: 依田先生の徒然日記
コメント
コメントはありません
コメントを追加
このアイテムは閲覧専用です。コメントの投稿、投票はできません。
トラックバック