"学びの窓・教育現場"

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学びの窓・教育現場

教師不足







昨日、夕食は北野駅の近くの中華にタカコサンとFさんと3人で行った。
そこで、関西方面の教育現場の事情について聞いてみた。
彼女は今年の春に10年間勤めた学校から同じ市内の学校に転勤したのだそうだ。

まず一番の問題は慢性的な人手不足をあげた。
このことは西の方に限らず東でも同じことが起こっているのだが、4月に学校体制を整えて新しい学年学級で出発してもそれが一年間持続するとは限らない。
必ずと言って良いほど、誰かが病気や怪我で倒れたり、時におめでたい事であるがお産で産休を取ったりする。
そうすると、休んだ教師の代替をする人が見つからないのだ。
特に産休などの場合は育児休暇などを取るから1年以上の休暇となってしまう。
一応制度としては正式な教師としてのライセンスを持っている人が産休代替となるのだが、その人材が見つからないのだそうだ。
産休代替の教師の仕事は一般教員と全く同じ内容の仕事を課せられる。教科を教えるだけでなく学級経営、保護者対応もあり、もちろん児童の成績評価もする。
また、産休を取る教師は経験を積んだ20代後半から30代ぐらいの人が多いので割合、学級は安定しているのでそれを持続するとなるとある程度の力量が要求される。
しかし、昨今の教員には仕事のブラックが喧伝されすぎて、力量のある人が応募してこない。
そこで、ライセンスを持っている教師予備軍のような人の採用となる事が多いそうだ。
周囲が協力してうまくいく例もあるようだがどうしても代替が見つからない場合は
講師対応となり一日のうち何時間かだけの受け持ちとなりその分は他の教師の負担となる

もう一つの問題として先日も書いたが教師の質の低下だそうだ、2倍・3倍の競争率で採用されていると優秀な人材はなかなか集まらないようで(もちろん志を持った優秀な人材もいるが)採用されても学級経営がうまくいかなくなると簡単にやめてしまう・・・そしてその跡を受け持つ人材がいない。
加えて、地域差もあるけれど保護者との対応も難しく、不登校教師も出てくる。
Fさんが言うには学級崩壊などの要因はほとんどが教師の力量にかかっている。
また、彼女が新卒で赴任した頃に比べて学習障碍・注意欠如・多動性障碍のある児童が増えていて担任だけではそれらの子どもに対する指導の手が回らず、学級そのものの経営もうまくいかず崩壊につながるようだ。
ともかく、今の教育現場の課題は人材確保が急務であるようだ。
教育環境の整備も勿論だが、やはり教師の数を増やす、それも優秀な人材を確保できるように国の施策として優遇措置を計り、誇りとやりがいを持てるように時代に合わせて教育の在りようを改革していかないならないようだ。

最新のジェット戦闘機10機買うのをやめて教育予算に回せば解決の糸口はつかめると思うのだが・・・・

yodaさんの投稿 - 17:29:13 - カテゴリー: 依田先生の徒然日記
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