"季節だより風だより・正月二日"

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季節だより風だより・正月二日

初夢








目が覚めると、時計はすでに8時半を回っていた。
カーテンの隙間から朝日が差し込んでいる。
タカコサンは昨日の息子一家の訪問の饗応にくたびれたのかまだぐっすりと眠っている。
いつもなら、7時には鳴るように目覚ましをセットしているのだが、どうやら今朝は解除してしまっているようだった。
そのまままた眠りに戻ろうかと思ったが、一日のメリハリが無くなってしまうので、起きることにした。

昨夜は珍しく父親の夢を見た・・・思えばこれは初夢である。
大抵、父親が出てくる夢は怒鳴ったり叱ったりしているのだが今年の初夢は何故か私を褒めてくれているのだ。
思えば生存中は叱られてばかりいて、褒められた記憶などは一度もない。
不肖の息子で意に沿わない事ばかりしていたので仕方がないのだが、息子への不満を抱えたまま逝ってしまったのではないかと思う。
それが今頃になって褒めてくれるとは・・・でもその夢の中で何を褒められたのかは覚えていないのだ。
けれど、今年はもしかして良いことがあるのかもしれないと思った。

朝食を済ませて、年賀状を書いて集配に間に合うように、郵便局まで出かけて行った。
街はひっそりと静まり返っている。
昨日は我が家と同じように親に会い来た家族が家々の前に車を停めていてチラホラと孫と思しき子どもの声も聞こえた。
今から40年ほど前のこの街は生き生きとして活気があり、子どもたちの声が往きかっていたように思う。
その子ども達も皆この街を巣立っていき、元旦の一日だけ往時を思い出させてくれる。
巣立っていった子ども達はもうこの地に帰って来ることはないようだ。
駅まで出るのに不便だと言うのだ・・・坂道が多く、通勤が不便で地域内の交通手段も自家用車しかない。
私のように免許を返納すると孤立化してしまうのだ。
我が家のブロックだけでも空家が何軒もあるが、これから10年経ったらどうなる事やら。

大通りにある生協の一角だけはにぎわっていた。
今日が初売りだそうで、年末からの大売り出しの福引大会をやっていた。
でも、例年に比べると人出は少ないように思えたが・・・暮れにした買い物で得た福引券が1枚だけあったので、運試しをしてみた。
と・・・4等が当たってチョコレートを一袋もらえる事が出来た。

もしかして今年は初夢からしてささやかだけれど良い事があるかもしれないぞ・・・

yodaさんの投稿 - 16:46:47 - カテゴリー: 依田先生の徒然日記
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