"学びの窓・学校図書館活動"

02 / 10

学びの窓・学校図書館活動

42年







先日の読書感想文の表彰式の折、臨席された皇太子殿下のお言葉の中で「この表彰式に参列したのが15回となる」言われた。
実はこれまで隔年で臨席されて子ども達とお会いになり、お言葉をかけて下さったのだ。
15回の隔年であるからちょうど30年で、平成と共にあった。
それ以前は今上天皇が皇太子であらせられて美智子妃殿下と共に臨席された。
私はこのコンクールに42年関わってきて、現役の頃には主催者側に居た。
そこで、先の両殿下(天皇陛下)、今の皇太子殿下とほぼ隔年にお会い出来た。
特に、現役の頃には子ども達をエスコートして両殿下にご説明する役をしたこともあった。
勿論今は遠くから御尊顔を拝するだけであるが、一小学校教師が稀有な体験をさせてもらったのだ。

私が全国学校図書館協議会とかかわりを持ったのは35歳の時だった。
現役の頃は参事という役でほぼ週1回は学校が終わった後に飯田橋にある事務局に通ったものである。
教師としての現役を辞してからも、何らかの形で係わりを持っていた。
思えば私の来し方の半分以上はこの学校図書館活動と共にあったことになる。
おかげで、学校現場以外の場で多くの人に会うことが出来て様々な学びがあった。
特に子どもの本の関係に携わることができたのも学校図書館活動のおかげだ。
児童文学作家、児童書の編集者、出版社の人達、新聞社の人とも係わりが出来た。
今でもつながりを持って共に活動している人もいる。
私が、教師をしながら何冊かの作品を出版できたのもそれらの支えてくれた人たちの尽力が大きい。
特に2009年には「春さんのスケッチブック」という作品が多くの子ども達に読まれた。
そしてその年度の読書感想文コンクールでこの本を読んで感想文を書いた山形の6年生が総理大臣賞を受けて、私は著者代表として皇太子殿下の前でスピーチした。
受賞した少女とは今も交流があり、彼女も成人して社会人となった。

いよいよ、平成も今年で終わりとなるがここで来し方と区切りをつけることが出来て大変良かったように思う。
ただ、今回、一人で会場まで向かい多くの人に出会い、自分よりも年上でいまだ現役で活動している人を見て年齢を理由に身を引くことはないかな・・・とも思った。
まだ自分を必要としてくれている事があるのなら出来る範囲で活動すべきで、自らを閉じてしまうのは愚である。

新しい年がどのような展開になるのかは分からないが出来るだけ引きこもらないで外に出て行こうと思った。

yodaさんの投稿 - 17:21:53 - カテゴリー: 依田先生の徒然日記
コメント
コメントはありません
コメントを追加
このアイテムは閲覧専用です。コメントの投稿、投票はできません。
トラックバック