"学びの窓・悪夢"

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学びの窓・悪夢

3月







いよいよ3月である。
この季節はなぜか夢を見る
それも悪夢である。
と言っても魑魅魍魎が出てくるようなものではなくて、現職の頃の夢なのだ。
おそらく40年近く続けてきた仕事のサイクルが身についていてそれが春風と共に蘇ってくるのかもしれない。
教師にとっては3月は一番忙しい時期なのだ。
まずは短いけれど3学期の成績をつけなければならない。
そして一年間のまとめともいうべき児童の指導録を書いて次年度に送る準備をする。
1〜5年生の担任であれば進級する子ども達のクラス替えもしなければならない。
6年生の担任であれば卒業式の準備やら卒業証書の準備もする。
卒業アルバムのまとめなどもまだ残っているかもしれない。
個人的な事では次年度何年を受け持つかも気になるところで、どの学年を持つかよりも誰と学年を組むかのほうが大切な事であった。
転勤などもあるわけで、その場合は本人が希望を出すことが前提で転勤先については3月も半ば過ぎでないと分からなかった。
私のように脛に傷持つ者はすんなりと受け入れてくれるところがなく決まるまでは気がもめたものである。
また、転勤していくための身辺の整理も必要で大体大荷物となった。
そんな3月、退職してすでに10数年たつというのに、やはり学校の夢を見る。
それも冷や汗が出るような事ばかりである。
まずは、いよいよ成績をつけよとするときに、子ども達を評価する資料がないのだ。
怠けに怠けてテストのような事をしないでいてデーターも無し。
実際にテストをしなかったなどということはないのだが、なるべくやりたくないという気持ちが潜在意識にあったようである。
続いてよく見る夢は
退職する前の9年間図工の専科をやっていたのでそれ関連である。
図工教師にとって一番大変なのは校内展覧会(作品展)である。
1年生から6年生まで作品を作らせてそれを展示するのだが、大抵は一人の子どもが平面と立体(絵画と工作)の2作品である。
私の場合は教えていたのが3年生以上だったのだがそれでも人に見せる作品を作るとなると計画的にしないと間に合わなくなる。
夢では作品がそろわず往生しているのだ・・・自分のことなら何とかなるが子ども達が動いてくれないとどうにもならず、往生してしまう夢なのだ。
成績よりも作品展の夢の方が冷や汗べっとりとなる。




yodaさんの投稿 - 18:27:22 - カテゴリー: 依田先生の徒然日記
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