"好奇高齢者の生活と異見・サイコパス"

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好奇高齢者の生活と異見・サイコパス

平気で嘘をつく人








私の愛読している雑誌に「波」という文芸情報誌がある。
これは新潮社が毎月発刊しているもので、定価は100円だが行きつけの本屋が無料で取って置いてくれる。
内容は主に新潮社で出版している新刊書籍の紹介であるが、後にまとめて一冊にするようなエッセイなどもあって毎月楽しみに読んでいる。
この「波」の1月号にチョット興味を引く対談が載っていた。
特別読切と銘打って「人はなぜ嘘をつくのか」というのだ。
語り手は福田ますみ(ノンフィクションライター)と中野信子(脳科学者)だった。
福田は「モンスターマザー」という本を上梓していて、息子の自殺の責任は学校現場にあると執拗に責めつづけて教育現場を壊してしまった母親を描いている。
中野は「サイコバス」という反社会性人格障害についての本を出している。
どちらの著書も未読ではあるが二人の対談は時宜を得ていて大変面白かった。
対談の展開は福田が中野に質問するという形で展開している。
始まりは福田の自著の中で取材している母親が平気でうそをつくのは何故だろうと言う疑問からであった。
そして話の展開の中でトランプ大統領のことをあげて、彼の気質はある種のサイコパスではないかというのである。
そして大企業のCEO{最高経営責任者」や政治家などはサイコパスが多いというのだ。
アメリカ大統領であったケネディーもクリントンもサイコパスではないかというのだ。

その他色々な例を挙げて平気でうそをつくサイコパスについて説明していたが・・・日本の政治家もそれが当てはまるのではないかと思った。
つい近々のことで言えば、罷免に近い辞任をした桜田前五輪大臣。
彼は度重なる失言を重ねてとうとう辞任に追い込まれてしまったが、実は正直者で自分の思っている事を忖度なしに言ってしまったのだ。
ある意味では一番政治家に向いていない政治家だったわけである。
もう一人塚田というナントカ副大臣も辞めさせられたがこちらは平気でうそをつき、やりもしないことを言ってしまった立派な政治家の素質あり。
類推だが桜田さんは地元では人気のある政治家ではなかったろうか・・・市議から成りあがって最後は大臣まで行ったのだからある意味では人望がなければ成り得ない。
アベ総理大臣・アソウ副総理は閣僚や議員の気の緩みを戒めていたようである。
気を引き締めると言う事は正直に自分の気持ちを述べてはいけないという事を言っているのかもしれない。
思えば我が総理大臣も何度ものらりくらりと言い逃れて危機を乗り越えてきているが、トランプ・クリントン・ケネディーなどと並ぶり立派なサイコパス的指導者なのか・・・

早速「サイコパス」(中野信子著・文春新書)は読んでみようと思う。
彼女はサイコパス=犯罪者ではないと言う事を強調していた。
他者に対する共感性や痛みを認識する動きが他の人と異なる・・・重大な決断を下さなければならない立場に居る職種の人に多い。
そう言えば、今、時の人のゴーン氏なども同じ気質なのだろうなぁ・・・





yodaさんの投稿 - 17:26:26 - カテゴリー: 依田先生の徒然日記
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