"学びの窓・過労"

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学びの窓・過労

教頭職







2日間にわたって今の健康状態について書いたため、元同僚のMさんの奥さんから心配してメールが入った。
彼女は現役の看護師なので何かお役に立てればと言ってきてくれたのだ。
私が自分の健康について書いているのはいろいろな理由はあるが、主には後に続く人の為に何か参考になればという思いである。
大きなお世話だとは思うが、ある時このブログを読んでくれている教え子の一人に自分の数十年後の参考になると言われた事があったのだ。
ほぼ反面教師であろうが、何かの役に立つと思えば張合いともなる。

それはさておき、Mさんは今年の4月から某市の小学校の教頭になった。
彼はその道に進むことを随分悩んだようだが、私としては「今こそ良い管理職が必要な時代だから・・・」と背中を押した。
そこで、文章では書ききれなかった病状のことと、彼のその後のことも気になったので夜の7時半頃Mさん宅に電話した。

と、電話に出たのは奥さんだった・・・Mさんはまだ学校から帰って居ないと言うのだ。そこで、まずは私の事を話してアドバイスを貰った。
そしてMさんの仕事の様子について聞いてみると働き方改革などどこへやら・・・このまま続くと過労死も視野に入りそうな働きぶりが語られた。

元々、教頭職が大変である事は分かっていたが、我らの時代よりも数倍の仕事量のようだ。
まずはほぼ毎日お弁当を2食持っていくと言う。
昼は給食があるのでその2食は朝と夜の分だそうである。
毎朝、5時半頃には家を出て始業前に前日の事務仕事を片付ける。
午後は5時以降でないと教頭としての仕事が出来ないので大体8時頃まで学校に居るので夕食は2食目の弁当をチンして食べる。
勤務時間内での仕事は学校内で起きる様々な事柄の対応・・・特に今の学校は子ども達の抱えている様々な問題が多く、加えて学級担任が対応しきれない事柄のホローもしなくてはならないようだ。

一番の問題は上意下達の文章がメールで送られてきてそれを読み取り返信をして更にそれらをプリントアウトして教師に配らなければならない。
パソコンによって教師の事務の量を軽減するどころか増えているのは間違いないようだ。
前述した事務仕事とはこのパソコンで送られてくる文章の類の処理。
4月に新しい学校に教頭として赴任して今に至るまでほとんど土日も出勤していたとの事である。
教師の仕事が「ブラック」で教師のなり手がなく希望者が激変しているとの事だが「さもありなん」と思ってしまう。
教育の荒廃が国の将来を揺るがすことは間違いない。
現場の実状にあった働き方改革は急務である。
自分の来し方を振り返った時…その38年間に悔いはない。

教育の仕事はやりがいのある仕事であることは間違いない…それに見合う処遇を是非。


yodaさんの投稿 - 17:17:45 - カテゴリー: 依田先生の徒然日記
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