"八ヶ岳南麓だより・盆"

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八ヶ岳南麓だより・盆

お飾り







この10年ほど前からお盆は八ヶ岳の山の家でするようになった。
20年ほど前には長男の勤めとしてわざわざ切石に行って、無住の家に祭壇を作ってお飾りも本格的にして、お寺から住職に来てもらってお経もあげた。
誰も訪ねてくるわけでもないのだけれど、山の上のお墓にも参った。
けれど、無住の家も管理できなくなって、手放さざるを得なくなりお仏壇を移して八王子に先祖をお迎えしたこともあった。
しかし、息子たちも帰省しても山梨までなので、山の家でお盆となったのだ。

八ヶ岳でも一応祭壇は作るのだが、切石でやった頃よりも簡素になり、車の運転をやめてからは先祖代々の霊というお位牌だけを持ってきて中心にすえている。
壁には日蓮宗独特のお曼荼羅を掛けている。
髭曼荼羅といって独特の字体で書かれたモノである。
伝によると、寅さんで有名な葛飾柴又の題経寺の住職が書いたもので、のちに日蓮宗の管主に成ったそうだ。
そのほか祭壇に飾るモノとしてはナスとキュウリで作った牛と馬。
来るときはキュウリの馬に乗って早く来てもらって帰りはナスの牛に乗ってゆっくり帰ってもらうのだそうである。
そのほか季節の果物や野菜をお供えする。
八ヶ岳南麓あたりでは何故か安倍川餅も備えるようだが、我が家では手に入らないので省略する。

今宵は迎え火を焚いて先祖をお迎えするが、ナスときゅうりのウマの足にしたオガラの残りを庭先で燃やす。
これが中々風情があってよい・・・何ともいえない夏の香りがしてくるのだ。
yodaさんの投稿 - 17:25:05 - カテゴリー: 依田先生の徒然日記
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