"季節だより風だより・節分"

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季節だより風だより・節分

大神さん







昨日は透析の後、クリニックのあるビルの中の商業施設で「恵方巻」なるモノを買った。
時間は夜の7時半を回ったところだったので、3割引きであった。節分に太巻きの寿司を食べるなどという風習は関東にはなかったはずなのにいつの間にか定着してしまったようである。今年の恵方に向かって丸ごとかぶりつくのが良いのだそうだが、そこまではやらない。
タカコサンと二人で息災を願いながら食べるというところに留めた。
夕食が終わったのは9時近くだったが、恵方巻にとらわれて、我が家でずっと続けてきた、丸干しイワシを食べることを忘れてしまった。
豆まきは高尾山でお祓いを受けた豆を各部屋ごとに外に向かって撒いた。
年の数だけ食べるのは・・・今年は80粒も食べなければならないので適当。
それにしても節分と言うのにひっそりとしたものだ。
10数年前には子どもの声で「鬼はそと」の掛け声が聞こえてきたモノだったけれど、もうマメの撒き手も居なくなってしまったという事か。

わが故郷の甲府の節分会は今もやっているのだろうか・・・・
甲府盆地に春を告げる大事な催しで、通称「大神さん」(だいじん)と呼んでいた。
我が家のあった村松新道から大通りに出たところが柳町で、ずっと北の方に行くと横近習町となる。
柳町の中ほどに大神さんと呼ばれるお宮がありここには天照大御神が祀られていて、ここで豆まきが行われ、さらに横近習町にもう一つの大神宮がありここは豊受の神が祀られている。
二つの大神宮は伊勢信仰の名残でミニのお伊勢さんが甲府にもあるのだ。
節分の日にはこの二つの大神宮を結ぶ柳町と横近習町を結ぶ道路にずらりと露店が並ぶ。
だるま、繭玉、熊手などの縁起物を始めとして縁日で見るような、食べ物屋やこの日だけの独特のお菓子を売る。

まずは「切り山椒」という餅菓子である。
米粉を熱湯で練ってそこに砂糖と山椒の粉を練りいれて蒸してから板状にしてそれを2儚僂阿蕕い遼西にする。
独特の風味があって大人の味がする餅菓子だった。
忘れられないのは豆板という飴菓子・・・二種類あって一つは大豆やピーナツを飴に入れて板状にしたものを竹の皮に包んである。
もう一種類は同じように飴の中に栢の実(かや)を練り込んで板にしている。
豆板の方は節分でなくても買えたように思ったが、伽耶飴はこの日限定だったと思う。
もう一つガラガラという菓子・・・大きな三角の煎餅の中に玩具を入れてこの日限定で市内の和菓子屋が売り出す。
                  この稿続く

yodaさんの投稿 - 18:12:12 - カテゴリー: 依田先生の徒然日記
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