"なごみ食堂・芋煮会"

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なごみ食堂・芋煮会

里芋







一昨日山梨の友人N君の奥さんより里芋が送られてきた。
友人は私よりも7歳下であったが5年ほど前に旅立ってしまった。
知り合ったのは彼が高校一年の時で亡くなるまでその交誼は続いた。
当時、山梨県の高校のほとんどにYMCAの組織があり、ハイスクール・YMCA、略して
ハイ・Yと呼んでいた。
そしてこのハイ・Yの活動で山梨の北の方にある瑞牆山の山麓にあった天使園という養護施設でワーク・キャンプを実施して勤労奉仕をした。
1週間単位で2班に分かれて2週間労働。主に施設の拡充や牧場の建設などだった。
彼は高校生のキャンパーで私は大学生でハイ・YのOBとして参加したのだが。
同じ釜の飯を食って以来兄弟の様な付き合いをしてきたのだ。
先立たれた時のショックは今も癒えていないがご遺族とのつながりは続いている。

送られてきた里芋は「八幡芋」で、甲府の郊外の竜王で作られている。
粘性がある大変美味しい芋でブランド品でもありほとんど手に入らない。
N君は山梨でこの芋を自家用に作っていて毎年送ってくれていたのだ。
きっかけは20年ほど前にハイ・YのOB会を我が山荘でやった時に山形名物の「芋煮会」をやろうと言う事になりN君が里芋をもってきた。
見よう見まねの芋煮であったが大きな山鍋に炊いて15人ほどで平らげた。
その時その芋のうまさを褒めたものだから以来送ってくれるようになったのだ。
彼が亡くなって後作り手がいなくなって途絶えてしまったが、ここで復活。
芋の贈り物に添えて奥さんからの手紙が入っていたのだが・・・私の透析を気遣ってくれてお見舞いだそうだ。
そしてまた、もう一品入っていて、それが何と先日節分の折に書いた「切山椒」だった。
何となく以心伝心のようで嬉しくなってしまった。
おそらくもう二度とあの山椒の味には会えないと思っていたので随喜の涙。

今夜は我が家では二人芋煮会の予定である。ちなみに我が家のレシピを記しておく。
材料は・・・里芋・牛蒡・長葱・蒟蒻・そして牛肉切り落とし。
調味料としては・・・醤油・酒・砂糖そして顆粒出汁
まずは里芋を茹でておいてぬめりを取っておき、牛蒡はササガキにする。
長葱は斜め切りにして蒟蒻はちぎっておく(スプーンなどで)
出汁を作っておいて里芋と牛蒡を煮て続いて長葱、蒟蒻を入れて火の通ったところを見計らって牛肉を入れてアクを取りながら煮込む。
味付け適宜だが砂糖を入れて甘味を出した方が美味しい。

正調芋煮かどうかわからないが20年前の味の踏襲である。






yodaさんの投稿 - 16:57:37 - カテゴリー: 依田先生の徒然日記
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