"季節だより花だより・お題目"

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季節だより花だより・お題目

侘助






土曜、日曜とほとんど外に出ることなく自室に引きこもっていた。
タカコサンは2日続きでお茶の稽古がありお弟子さんが10人ほど来ていた。
昨夜は寝る前に体重を測ってみたところ大変な事になっていた。
基本体重から3.5キロもオーバーしているではないか。
2日間身体を動かさないで食べて飲んでいた付けが回ってきたようだ。
どうやら土曜日に仕込んだ「おでん」の塩分が効いていたようである。
今日は午後から透析があるのでともかく体重調整をしておかないと痛い目に合う。
過重に水分を抜くと透析中は勿論、今夜就寝中に下半身の攣りが始まるのだ。

朝はいつも通りに起きたが体重は500グラムほど減ってはいたが朝食は軽めにして林檎半分と紅茶だけで済ませて自室に引き上げた。
今日はコロナの事が無ければ教え子のT君の農園がテレビで放映されるはずだったのに、それでもと思ってそのチャンネルを付けてみるとやはりコロナ関係のニュースだった。
日本地図に発症した都道府県が色分けされていて、このところ毎日のように登場しているナントカ大学の教授という女性が額に皺を寄せて解説していた。
見ていると気が滅入るばかりなのでBSにチャンネルを替えて北欧の風景を見ていた。
と、そこにタカコサンが上がってきて「あなた、仏さんにお水をあげてないでしょ」と言われてしまった。
確かに、今朝は体重のことに気を取られて朝のルーテインを忘れてしまった。
家にいる限り毎日、朝は身づくろいをすますと仏壇の水を取り替えて(お湯だが)3本線香に火をつけてお題目を12回唱える。
特に深い信仰心がある訳ではないが我が家の宗旨は日蓮宗で田舎の家は身延町で御膝元だ。
お題目を唱えると何となく気分が落ち着いて声の調子で体の状態も分かる。

1時間遅れのお題目となったが・・・お仏壇の花が取りかえてあった。
昨日まではフリージャだったが今朝は侘助と馬酔木で、どちらも庭先に咲いている。
侘助は今が盛りと侘びの風情よりも華やかに見える。
侘助は茶花として有名で利休が好んだ花でその名前も彼の下男の庭男にちなんで名づけられたそうだが・・・諸説あるようだ。
お仏壇に一輪さしてある風情は「侘び」・・・その花言葉は「控えめ」「静かなおもむき」だそうだがなるほどと思った。
わっと咲いている花も一輪にすると気品に満ちている。
我が家の侘助は薄いピンクで日当たりで見ると多少ぼぼけたように見えるが、こうして薄明りの仏壇の中だと映える。
おそらく茶室でもおなじで、そこが愛された花なのかも知れない。





yodaさんの投稿 - 11:42:25 - カテゴリー: 依田先生の徒然日記
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