"かたくら通信・窯焚き"

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かたくら通信・窯焚き

火入れ







昨日は一日、陶芸作品の窯焚きを行なった。
一昨年(2018年)の11月から作っておいた作品を本焼きしたのだ。
思えば昨年一年間はほとんど作陶はしなかったがそれでも二窯分ぐらいの素焼の作品が溜まっていたのだ。
せっかく作ったのでともかく焼いてみようと頑張った。
今まで溜めておいたのはまずは気力がなかったこともあるが、釉薬などの準備が面倒でずっと伸ばしてきた。
釉薬は一年半も放置しておいたので固まってしまってそれを液状にするのが大変なのだ。
また、入れて置いた容器(ポリバケツ)も劣化してしまって新しいモノを用意しなければならなかった。

まずはバケツの購入の為に一駅先のみなみ野にあるホームセンターに向かった。
ここには陶芸の道具や材料も置いてあるコーナーがあるので面白い模様の転写用のシールもあったので求めた。
さてそこで、固まってしまった釉薬を溶かすための道具はないか・・・
思いついたのはお菓子を作る時の攪拌機である。
陶芸の道具は調理器具を応用すると便利なものがあって、ホームセンターなどに行った時には台所用品の売り場を覗く。
その他、ゴム手袋、茶こし網、篩などを買いそろえて大荷物になったのでタクシーで帰った。

早昼飯を食べて、作業を始めたのがちょうど12時で、まずは固まっている釉薬を水でもどして攪拌・・・小気味よいほど塊がほぐれてゲル状になっていった。
それを篩にかけて何度も濾してちょうど良い濃さまで調合した。
ここらは長年の経験というか、何度も失敗も重ねているのでほぼ思った釉薬が出来た。
2時間ほど頑張って用意できた釉薬は3種類であった。
それらを素焼きの作品にかけて順次、窯に詰めていった。
今回の目標の温度は1230度であるが、私が八王子で使っている窯は温度設定をしてスイッチを押せば自動的にその温度まで達してくれる。
釉薬の溶け具合がその温度設定で良いかどうかは窯の蓋を開けてみるまでは分からないが窯変のような事はほとんど起こらないので作品の面白みには欠ける。
その点、八ヶ岳の山荘の窯は灯油の窯であるが気難しくて厄介なのだが窯を開ける時のワクワク感がある・・・けれどもう一人では火入れは無理なので休眠中。
全ての作業が終わって窯のスイッチを入れたのがちょうど5時でそれから12時間で1230度に達する。
朝起きてすぐに窯を見に行ったところピークまで行って温度が下がり始めていた。

窯の蓋を開けるのは明朝であるが、さてはてどんな作品に仕上がっているか・・・





yodaさんの投稿 - 11:00:40 - カテゴリー: 依田先生の徒然日記
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