"八ヶ岳南麓だより・こがね・しろがね"

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八ヶ岳南麓だより・こがね・しろがね

ゴーツー








2週間ぶりの八ヶ岳南麓。
紅葉にはまだ早いが中央線沿線の景色は秋色に染まっていた。
稲穂が黄金色に染まり、稲刈も始まり田んぼにはところどころハザがしつらえてあって刈り取った稲束が天日干しされている。
小淵沢で小海線に乗り換えると景色はガラリと変わり、白金色のススキの原。
穂が風になびく様は秋の深まりを感じさせる。
我が山荘のある甲斐小泉は小淵沢から一駅だが10分ほど掛かる。
車窓からの景色は八ヶ岳が迫り遠くに南アルプスの山々の稜線を望み、特に甲斐駒ケ岳の山容はいつ見ても雄々しい。

甲斐小泉の駅に降り立つとすぐ右手に平山郁夫シルクロード美術館が地続きにあり、三頭の駱駝が迎えてくれる。
と言っても彼らはジッと座ったままで動かない。
シルクロードの雰囲気を再現しているのだろう・・・
駅から山荘までは下り坂で段々畑の脇の道を急がずあわてずゆったりと下っていく。
今から30年前に山荘を建てた時にはこの段々畑は水田だったが国の生産調整と作り手の老齢化で全て畑に変わって蕎麦が植えてある。
9月の中頃に来た時には蕎麦の花が満開で雲海のようだったが今は実を付けて茶色に染まりつつある。

途中、名跡である三分一湧水に寄り、市が運営している蕎麦店で昼食にした。
地元で取れたそば粉で打っていて、なかなかの味である。
このところ味覚障害が直らず塩味に強く反応して苦味を感じてしまうがこの蕎麦店の出汁はまろやかで口に合う。
てんぷらと出し巻きを注文して久しぶりに美味しい昼食となった。
ゴーツーの効果なのか結構人は出ていて子ども連れが多かった。
ほとんどが車で来ているようで県外ナンバーが半分以上だった。

ゴーツー効果もうひとつ、今日の特急あずさもほぼ満席だった。
この列車は甲府まではノンストップだったが、甲府で三分の一ほど乗客は降りた。
通路を隔てた隣の席が空いたが、そこに山登りのしつらえの人が移動してきた。
回ってきた車掌に席を交換してほしいと言っていた。
聞けば隣席に4人組のご婦人が居て向かいあうようにすわりずっとお喋りをしているのだそうだ。
時節柄向かい合いの席はなるべく避けるるように・・・だが久しぶりの旅行。

ご婦人たちの気持も分かるが,件の男の人の辟易した気持も分かる。






yodaさんの投稿 - 15:04:55 - カテゴリー: 依田先生の徒然日記
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