"透析日記・禍福は糾える縄の如し"

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透析日記・禍福は糾える縄の如し

緊急事態







血糖値の検査のセンサーがあと残りわずかとなってしまったのでどうしても近隣のクリニックに行かなければならなかった。
このクリニックの医師は東海大の糖尿病の専門医で腎透析の医師からの紹介で先月からお任せするようになった。
今日は雪の予報もあったので降ったら行かないと決めていたが、朝起きると薄日が差していたので10時過ぎに出かけて行った。
当然、先月からの血糖値の結果を持っていかなければならず、数値があまり良くないので憂鬱でもあった。
雪にはならなかったけれど吹く風は凍えるように冷たくこの冬一番の寒さに思えた。
診断の結果も予想していた通りで、薬が増えてしまった。

午後から鬱々として楽しまずタカコサンに当たり散らしていた。
自室にこもっていたが気分転換にお風呂に入った所、昨日針を刺したところが腫れていて、傷口から膿のようなものが出てきた。
鬱々どころではない、思えば朝起きた頃から違和感があった。
痛みはさほどなかったが、血管が使えなくなったら一大事である・・・緊急入院もありうる。
実は、半年ほど前に、隣のベッドにいた人が同じような症状で東海大に入院した。

そこで、腎クリニックに電話した所、できればすぐに来るようにと言われた。
正直、一日に二度も医者にかかるのは嫌だったが、タカコサンに押されて付き添ってもらって、タクシーを呼んで出かけて行った。
クリニックに着くとすぐに看護師が診てくれた。
腫れあがった血管は使えないので明日のために他の刺す場所を探してくれた。
何とか、刺せそうな血管が見つかったようだった。
そして、院長が診断してくれた結果、緊急入院は免れて、傷口に薬を塗り抗生剤を処方してくれた。
まずは一安心であった。
「今日は朝から散々の日だった・・・」と看護師に言うと、
「それでも、雪が降らなかったので良かったじゃない」と言われた。

禍福はあざなえる縄のごとし・・・悪いこともあれば良いこともある。
生きていると、その繰り返しなのだなぁ・・・
明日もいつも通りに透析に来て良いと言われて、ホッとした。

いつも出掛ける時に逡巡があるのだが、いつも通りが有難い。


yodaさんの投稿 - 18:26:40 - カテゴリー: 依田先生の徒然日記
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