"季節だより風だより・花だより"

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季節だより風だより・花だより

花の香







先週の日曜日に友人のHさんが秩父に行ったのでと、サンシュユとケイオウ桜の枝を届けてくれた。
サンシュウの方はすでに花が開いていたがケイオウ桜はまだつぼみだった。
そして一週間、今日の春の盛りのような陽気に桜も花開いた。
玄関がぱっと明るくなり一気に春がやってきたようだ。

まずはサンシュユの花だが思い出すのは宮崎県の民謡「ひえつき節」である。
庭のサンシュの木 なる鈴かけてようほーい 鈴の鳴るときは出ておじゃれよー
平家の落人伝説の村、椎葉村で唄われていたという。
けれどこのサンシュはどうやら山椒のことらしい。
我が家に届けてくれたサンシュユは山茱萸と漢字で表す。
別名、「春黄金花(はるこがねばな)」といい、茱萸とはグミのことで秋になるとグミのような実をつける。
花は2月〜4月ごろの間に咲き、葉の出る前に黄金色の小さな花をたくさんつける。
そして秋になる実は薬効があるようで漢方薬の「山須臾」である。強壮、止血、頻尿、不眠などに効くそうだ・・・それに民間では腎臓に力をつけるそうだ。
透析になる前に知っていれば利用したのに残念。
啓翁桜については全く知らなかったが昭和5年に久留米の良永啓太郎という人がミザクラとヒガンサクラを合体させて作った。
啓太郎の「啓」を取って桜の名前にしたという。
早春を告げる桜として有名なのだそうである。
ともかく我が家の玄関が華やぎ春がやってきた。

そこで散歩を兼ねて春探しに出掛けて行った。
まずは我が家の庭では梅の花が八分咲きとなり馥郁たる香りを放ち始めた。
また、藪椿がほころび始め、侘助はほぼ満開。
散歩道では角のお宅・・・昨年春に一人住まいの奥さんが亡くなり無住となった庭先の紅梅と白梅が競い合うように咲いていた。
そしてしばらく歩くと白モクレンの蕾が膨らみ、天に向かってこぶしを突き上げていた。
この陽気が続けば月末には花が開ききそうである。
そして、春告花の一つである沈丁花がほころび始めていた。
顔を近づけると間違いなく春の香りがした。
小枝を手折って家に持ち帰り自作の小壺にいけた。

ここにも春が香りと共にやってきた。





yodaさんの投稿 - 16:22:15 - カテゴリー: 依田先生の徒然日記
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