"透析日記・歯が抜けた"

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透析日記・歯が抜けた

架橋工事







透析が始まって2時間ほど経った時だった。
9月に治療した奥歯がそっくり抜けてしまった。
歯肉に土台を作ってそこに橋を架けた・・・まるで架橋工事のような治療だった。
そのまま1年ぐらいはもつのではないかと思っていたが1カ月もたたないうちに崩壊してしまったのだ。
1週間ほど前から歯肉が疼くように痛く、歯科に行かねばと思っていたところだった。
崩落した原因は分かって居る・・・今回は固いモノを食したのではなくガムだ。

透析中はマスクをしているので口が渇く。
水分を取るわけにはいかないのでガムを噛んで唾液を出して口の渇きを和らげているのだ。
しかし、ガムに入れた歯が付いてきてしまうのは必然。
崩落と言ってもすっぽりと抜けた感じで、入れ歯はどこも損傷していない。
元の所に戻してみるとスッポリと治まった。
このまま左の奥歯は使わないようにすれば当座はしのぐことが出来る。
家に帰って夕食をとったが抜けるようなことはなかった。

今朝は朝食にチーズを食べたところ、入れ歯が付いてきてしまった。
食事を終えてまたもとに義歯を戻したが、やはりこのままという訳にはいかないので朝イチで歯科医院電話を入れたところ11時45分の枠が空いているというので予約した。
受付嬢にはチーズを食べて歯が付いてきたしまった・・・と直近のことを言った。
ガムを噛んででは何か悪いことでもしているような気分でチーズで押し通すことにいた。
予約通りの時間診察室に招じ入れられて診察台に坐るや否や、
「チーズを食べて歯が付いてきたそうだけれど、最近ガムを噛んでいませんか」
と看破されてしまった。
「ガムはね噛んでいると歯に負担がかかるのですよ。すごい力が歯にかかって入れ歯も抜けてしまいます。ガムはいけません・・・飴のように溶けるモノは良いです」

抜けた義歯をそっくり持って行ったので歯肉の部分に接着剤を塗ってピッタリとはめて治療は終わりとなった。
前回のようにくい打ちから始まって型を取ってと覚悟していたがあっけないほど簡単に治療は終わった。
「ガムは絶対いけませんよ」と再度釘を刺された。

会計を済ます時、受付嬢が「飴ならいいと先生は言ったけれど、虫歯になりますよ」
と、小声で注意をしてくれた。





yodaさんの投稿 - 18:33:36 - カテゴリー: 依田先生の徒然日記
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