"季節だより風だより・晩秋"

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季節だより風だより・晩秋

搔痒・不眠







わが家の裏の多摩丘陵の尾根も黄金に色づき始めた。
風が吹くとはらはらと散り始めて側道に積もっていく。
お隣の家の柿の木の梢に残っていた3個の柿の実もいつの間にかなくなっていた。
庭先の梅の木もすべて葉を落としている。
鮮やかなのは満天星(どうだん)・・・他の紅葉はさほどでもなかった今年の秋にこんもりと刈り取られたこの木だけは朱に染まっている。
この地に居を構えた時にタカコさんの同僚が記念にとくれたモノだ。
すでに50年近く経っていることになる。
この満天星は名ばかりで満天の花はつけたことがない。

自然の移ろいと共に我が身体もいよいよシグナルを出し始めている。
透析になる前からその傾向はあったけれど・・・搔痒である。
まずは脛のあたりから始まって、背中へと移ってくる。
特に床に入り身体が温まってくるとそれが始まる。
足は保湿クリームを自分で塗ることが出来るが、背中の中央部には手が届かない。
タカコサンに塗ってもらうしかないが、寝ている所を起こすのもすまない。
ナントカなだめすかして治めるようにするのだが・・・今度は眠れなくなる。
今まで断ち切ってきた導眠剤を服用し始めた。
処方を5ミリの錠剤だけに限定してそれ以上は飲まないようにしているが・・・
どうしても寝覚めが悪く時に午前中朦朧としていることもある。

昨夜は何とか自力で寝ようと導眠剤は飲むのをやめてみたが・・・ウツラウツラとした状態が明け方まで続き、このような時には大体ろくでもないことを考える。
朝の寝覚めもすっきりせずに今も半分モウロウの中でこの文書を書いている。
今日は透析の日なのでクリニックのベッドで寝れば睡眠時間は取り戻せるはずだ。

私にとっては晩秋よりもキッパリと冬がやってくる方がよい。
当分搔痒と不眠との闘いが続きそうである。






yodaさんの投稿 - 09:49:31 - カテゴリー: 依田先生の徒然日記
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