"八ヶ岳南麓だより・晴天の霹靂"

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八ヶ岳南麓だより・晴天の霹靂

陶芸工房








昨日、山荘に着いて雨戸をあけて空気の入れ替えをしている所にご近所のAさんの奥さんがやってきた。
我が山荘の焼き物工房を借りたいという人がいるというのだ。
おなじ北杜市で農業をやっていて、陶芸をやってみたいという31歳の青年だそうだ。
Aさん宅との関りはその青年にいろいろな雑の仕事を頼んでいるのだそうだ。
いきなりの申し出なので最初は戸惑ったが家の管理や雑事をやってくれるという所で気持ちが動いた。
実は一年間に山荘を使っているのは10日ぐらいである。
工房に至っては全く休眠状態で持てあまし気味でこれからどうするか思案中であった。
そこに突然のように舞い込んだ話で彼が家の周りの整備や草刈りなどもしてくれるというので心が動いた。

そこでともかくご本人と会ってみることにして連絡を取りすぐに来てもらった。
話を聞くと志を持って農業をやり、モノ作りもやりたいという。
彼の最終目的は自給自足型のレストランをやりたいというのだ。
食材はすべて有機農法で採れた野菜を使い。
肉類や卵は自家で飼いそれを使う。
また狩猟もやりジビエ料理もやりたい。
今持っている資格は調理師免許で大学を卒業後、辻調で学びフランスにも行ってきた。
勿論自分が学んだ技術を生かすのだが、その前にいろいろな分野の仲間を募って食だけでなく道具なども作っていきたい。
道具の中には洋食器、ナイフ、フォークなどの金属加工も入るという。
自分だけの世界に籠るのではなく多くの人たちを巻き込み育てたいというのだ

彼と話してその真摯な態度に心を動かされ、銭金ではなくその心意気に共感して即決で工房を貸すことにした。
鍵を渡して今週から仕事を始めるという。
まずは部屋の片づけから始めて、家の周りの草、竹なども切ってくれるという。

こういうことを「晴天の霹靂」というのかどうか・・・思ってもみなかったことが今の今から始まる・・・心が躍ることである。
彼の仕事の行く末を是非見たいのだ当分死ぬわけにはいかない。
軌道に乗るまでは生きていたいものだ。




yodaさんの投稿 - 15:04:19 - カテゴリー: 依田先生の徒然日記
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