"透析日記・絶不調"

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透析日記・絶不調

水抜き








月曜日の透析あたりから体調がすぐれなかった。
血圧が低く100を切っていた・・・こうなると何もする気力のようなものが無くなりただただボーっとしているだけだった。
80年と354日生きて、この体調の悪さは初めてだった。
原因については定かではないが、おそらく体内から抜く水の調節だと思われる。
透析というのは腎臓の機能が不能となり、腎臓によってろ過され膀胱に溜まって、尿として排泄されることが出来なくなる。
結果、体内に毒素を含んだ水分が溜まってしまうので、それらが尿毒症のような病気を発生する。
尿は全くでないわけではなくて一日の総量が200CCぐらいである。(常人は2ℓは出る)
人間の血液は大体48時間で濾過されるといわれていて、透析患者は一日おきに(48時間)腎臓の代わりに器械で浄化するわけだ。
その折に溜まっている水分を抜いて基本体重(その人の)に戻す。

この水分を抜くことが大変重要で、その日の体重からどれくらい水を抜くのかを決める。
一度にたくさん水を抜いていてしまうと、低血圧が起こり筋肉の攣りも始まる。
この水を抜く量についてはベッドに入る前に体重計に乗り看護師と決める。
もう一つ大切なことは心臓のレントゲン写真である。
肥大するとその分水分が少なくなるので心臓を圧迫する・・・月に一度は必ずレントゲン写真を撮る。

今回のレントゲン写真の結果では心臓は正常の大きさに戻っていた・・・それなのに過分にすいぶんを抜いてしまったようだ。
その結果が低血圧となったのだろう。
午前中はふらふらしていたが、午後から陶芸のお弟子さんが来てシャンとなった。
良くしたもので、単に水分云々だけではなく精神もかかわっているようだ。
お弟子さんは一年ぶりのロクロで難渋していたが、その作品を直しているうちに体調も戻っていった。
夕方には元の体調に戻っていつもの生活が出来るようになった。

低血圧の体調不良は初めての経験だったがこれから何度か同じことが起こるに違いない。
その折にはすこぶるつきの不機嫌となる・・・ごめんなさいタカコサン。





yodaさんの投稿 - 11:17:21 - カテゴリー: 依田先生の徒然日記
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